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【曽我梅林・梅まつり】 に行ってきました!(TEAM百名山)

2月下旬、神奈川県小田原市の曽我梅林(そがばいりん)・梅まつりに行ってきました!

神奈川県小田原では今から約600年以上も昔、北条氏の時代に梅の実を兵糧用にするため、城下に多くの梅の木が植えられました。 それが江戸時代には、小田原藩主の大久保氏により梅の栽培が奨励され急速に増えたそうです。 さらに、箱根越えの拠点としての宿場町として、旅人の必需品(弁当の防腐、のどの渇きを癒す、健康食品)としても梅干が重宝されてきました。
食用の梅を生産するとともにその梅の花の美しさ、可憐さ、高貴さを楽しむお祭り。 それが、曽我梅林・梅まつりです!

曽我梅林(そがばいりん)は、神奈川県小田原市北東部に広がる、食用の梅の産地、また観梅の名所として有名です。 JR御殿場線下曽我駅周辺に広がる別所・原・中川原の3つの梅林の総称で、白梅を中心に約35,000本が栽培されています! 茨城県水戸市の偕楽園、埼玉県越生町の越生梅林とともに関東三大梅林に数えられることもある梅の名所として親しまれています!

《 本日のコース 》: 国府津駅 → 大曽根農園 → 一本松 → 曽我別所梅林 → 下曽我駅 コースタイムは3時間00分 本日の天候は、晴天予想。 梅の開花は8分咲き予想。 今日も一日楽しみましょう!

〈国府津駅〉 本日のスタート地点です! 明治20年(1887年)7月11日の開業。 100年以上の歴史ある駅です!

〈国府津海岸〉 駅から徒歩5分ほどにある海岸。 早朝、朝日を浴びながら歩みを進めます。

〈早朝の海岸を歩む〉 釣り人を横目に、海の向こうが箱根の山々です。

〈菅原神社〉 わらべ歌「通りゃんせ」の発祥地といわれる場所が全国にいくつかあります。 埼玉県川越市の「三芳野神社」、神奈川県小田原市にあると「山角(やまかく)天神社」とここ「菅原神社」です! いずれも学問の神様で「天神様」としてなじみ深い菅原道真公を祭祀(さいし)としている神社で、境内には発祥地を指し示す石碑が建立されています! 「通りゃんせ」は、東海道の箱根関所、もしくは箱根の裏番所としての役目を持った小田原―熱海間の根府川関所に関連するわらべ歌といわれ、「入り鉄砲に出女」と呼ばれた江戸時代の関所の取り締まりの厳しさを表現しているとの説があります。 また、 「御用のないもの」はかつては「手形のないもの」だったとも言われているようです!

〈山行参り〉 今日一日の安全をお祈りしました。

〈撫で牛〉 撫で牛は、病気平癒のみならず、諸願成就にも効力があるとされ、開運を信じて常に牛の身体をなでていれば、出世はもとより、 万事願いがかない、みずから思いもよらない幸運に恵まれることさえあるといわれます。 牛は菅原道真公の「おつかい」と考えられています。

〈晴天の空に〉 しばらく、山道を進むと眼下に小田原の街並みと富士山が見えてきました。

〈TRAIN SUITE 四季島〉 富士山の目前を、TRAIN SUITE 四季島が運行していました。 全室スイートルームの旅周遊型寝台列車。 コンセプトは「深遊探訪(しんゆうたんぼう)」。 いつかは乗ってみたいですね!

〈晴天。そして富士山〉

〈川津さくら〉 梅の花の前に、桜が咲いていました。

〈相模湾〉 丘の上からは、相模湾が見渡せます。

〈山道に花咲く。房咲水仙〉 春を告げるフサザキスイセン。 別名:雪中花(セッチュウカ)とも呼ばれます。 いつどのようにして渡来したのかは分かっていませんが、室町時代前期に中国から海流に乗って漂着したのではないかと考えられています。 美しい花をつけますが、毒性があり、特に球根が最も毒性が強いようです。

〈梅と富士山〉

〈青空と枝垂れ梅〉

〈湘南ゴールド〉

〈曽我梅林と富士山〉

〈今日のおやつ〉 美しい梅の花を見ながら、一息つきます。

〈用水路と梅〉 城前寺付近まで降りてきました。

〈曽我兄弟遺跡城前寺・鳥居〉 ここ曽我の里は歴史的遺跡や遺物が何気なく日々の暮らしの中に溶け込んでいる里で、日本三大仇討ちの一つ曽我兄弟の仇討ちゆかりの地です。 建久4年(1193528日、源頼朝が催した富士の裾野の巻狩りで兄弟は父の仇討ちを成就しました。 その時、傘を燃やして松明にしたという故事にちなんで、毎年曽我氏の菩提寺「城前寺」で兄弟の供養の為「曽我の傘焼きまつり」(実際に和傘を燃やします)が行われています。 この仇討ちは民衆に広く知れ渡り「曽我物語」が生まれ、江戸時代に歌舞伎や謡曲、浄瑠璃等で曽我物として演じられ、今も人々の心を捉えています。

〈相州 鳥ぎん〉 本日のご褒美昼食はこちら! 人気店なのですが、電話予約出来ないので開店前に記帳します。 開店まで時間があるので、下曽我駅の方まで散策をしてみましょう!

〈無人販売スポット〉 みかんやキウイが売っています!

〈お土産〉 迷ったあげくに、青島みかんを購入しました!

〈開店の時間です!〉 間もなく開店時間のため、店の前まで戻ってきました。 開店前の大行列! さすが人気店ですね!

〈相州 鳥ぎん〉 小田原で幅広い世代の地元民に愛される老舗店です! 店内は大きな梁を使用した古民家造りで、伝統のたれで焼き上げる焼鳥や注文ごと炊き上げる釜めしが絶品の人気店です!

〈乾杯!〉 まずは、美味しいビールで乾杯しよう!

〈人気の焼き鳥〉 国産の新鮮な鳥肉を熟練者が目前の焼き台で炭火にて丁寧に焼いてくれます。 伝統のたれで焼き上げた焼鳥は、何本でも食べられるやみつきの味ですよ!

〈自慢の釜飯〉 釜めしは注文をしてから生のお米から一人ずつ炊き上げます。 専門店ならではの炊き方で、お米の粒立ちやおこげの風味の仕上がりにこだわっています! 釜めしメニューも30種ととても豊富。鳥ぎんの釜めしはお酒にもよく合います!

〈湘南ゴールド〉 その昔、神奈川県西部地域は、みかんで潤っていました。 しかし、消費者のみかん離れや他県産みかんに押され、生産量は急激に減少していったそうです。 一方で、温暖な海岸沿いには、幻のオレンジとも言われる「ゴールデンオレンジ(黄金柑)」という柑橘類がありました。 しかしゴールデンオレンジは、「知る人ぞ知る、1回食べればやみつきになる」果物でありながらも、あまりにも小さくて食べにくい。 でこぼこして見栄えも悪く、生産量も少ない。 ほとんど市場に出回ることはない果物でした。 そこで、農業技術センターの力を結集し、「みかん」の食べやすさと「ゴールデンオレンジ」の味と香りを持ったみかんを開発しました。 それが、「湘南ゴールド」なのです! こちらは、下曽我駅前の小田原市梅の里センターでお土産として購入した湘南ゴールドです! 美味しそう!

今回は登山ではなく、TEAM百名山初のお花見ハイキングを実施しました! 天候に恵まれ、梅の花もほぼ満開! 一面に広がる曽我梅林と富士山のコントラストは絶景でした! そして、ランチでは美味しいビールと釜めしを食べて、皆笑顔。 そして、何より事故やトラブルもなく無事に下山できたので、大満足です!!

来月も、素敵な山登りに皆で行こう! TEAM 百名山の皆さん 楽しい一日をありがとう!