【日本百低山 No.50】大山にナイトハイク登頂しました!(TEAM百名山)
8月に入り本格的に夏本番。日中に登山をするには難しいコンディションが続いています! そこで、今回は夏の暑さを避けて夜空を飾る流星群を見よう!と、ペルセウス座流星群を求め、「大山(おおやま)」へ日帰りナイトハイクにチャレンジしてきました!!
「 大山 」は、神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市境にある標高1,252 mの山で、丹沢山などの山々とともに丹沢大山国定公園に属し、日本三百名山や関東百名山のひとつでもあります! また、丹沢表尾根の東端にあり、富士山のような三角形の美しい山容から、古くから庶民の山岳信仰( 大山信仰 )の対象とされてきました。「 大山 」の名称の由来は不詳ですが、明治以降は山頂に大山祇神(おおやまつみのかみ)を祀ったためと言われるようになったそうです。「大山 」へは、2023年2月ぶりの登山。 しかも今回はナイトハイクなので、とても楽しみです!
8月中旬、TEAM 百名山の一行は夜22:00にヤビツ峠駐車場にて待ち合わせ合流したのち、「 大山山頂 」を目指します! 《本日のコース》:ヤビツ峠駐車場 ⇒ 25丁目 ⇒ 大山山頂( ペルセウス流星群鑑賞 )のピストンコースです。 コースタイムは全行程で4時間00分。今日も一日楽しみましょう!!
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〈ヤビツ峠駐車場(761m)出発〉「 大山山頂(1,252m) 」まで2.3km。山頂まで続く「 イタツミ尾根 」をナイトハイクで登ります!!
〈暗闇の中を登る〉 山頂までの昼間の標準コースタイムは上りで1時間20分と初心者向け。途中に鎖場があるものの、要所には道標もしっかりあって道迷いの危険性も少なく、登山未経験者でもチャレンジしやすい穴場の登山ルートですが、ナイトハイクとなると状況は一転します。 夜、山の中に一歩進むと一面に暗闇が広がり、ヘッドライトの明かりだけが頼りです! 足元の状況をしっかり確認しながら、慎重に足を進めます!
〈暗闇に光る眼〉 稜線を進むと、暗闇に光る眼が見えます! 山のプレゼント鹿と遭遇することが出来ました!
稜線をしばらく進むと、暗闇の中に鎖場が現れます。いつも以上に、慎重に登ります。 これもナイトハイクの醍醐味です! 急登が終わると、道は再びなだらかになり、表参道ルートと交わる「 二十五丁目 」まで辿り着きました! 山頂まではもう少しです! ここで休憩を取り、最後の目印を目指します!
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〈最後の目印〉「 二十八丁目 」に到着。暗闇の中、石造りの鳥居が浮かび上がり、阿夫利神社本社であることを教えてくれます。一礼して、本社内へ向かいます!
〈阿夫利神社本社〉 鳥居をくぐり、石段を登ると、阿夫利神社本社が鎮座している山頂です!
〈大山山頂〉 山頂に到着しました! 夜景をバックに皆、良い笑顔!!
〈山頂から臨む〉 山頂からの素晴らしい夜景。 目の前に広がる関東平野。遠くは新宿の高層ビルの一群が見えます!!
〈夏の夜空を飾るペルセウス座流星群〉 今夜は、三大流星群の一つであるペルセウス座流星群が見ごろを迎えています! ペルセウス座流星群の流星は、空全体に現れ、いつどこに出現するかも分からないので、なるべく空の広い範囲を見渡すようにします。 大山山頂には、満天の星空が広がっています。 暫くして、目が屋外の暗さに慣れる頃、長い尾を引いた流星が現れてくれました!!皆、大きな歓声を上げて喜びました!!
山頂の気温は17℃。街中より10℃も気温が低く体を動かしていないと、寒いぐらいです! 満天の夜空を見上げること約1時間。 皆それぞれ、5~7個程度の流星を見ることが出来て大満足です! さあ、足元に気をつけて、下山しましょう!
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〈山のご褒美〉 下山途中、生い茂った木々の向こう側から、可愛いらしい鹿が顔を見せてくれました!!
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猛暑の登山を避けての、「 大山ナイトハイク 」は最高でした! 大山山頂からの眺める素晴らしい夜景。満天の星空に尾を引く流星たち。山のご褒美との出会い。素敵な非日常体験が出来ました! そして、何よりナイトハイクで登山の難易度が上がる中、事故やトラブルもなく、無事に戻ってこれたので大満足です!!
次回は簡易ベッドとホットコーヒーを持参して、 『 夏の夜空を飾るペルセウス座流星群 』 を探しに再訪しましょう! TEAM 百名山の皆さん 楽しい一日をありがとう!