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【 日本二百名山 No.148 / 山梨百名山No.17 】乾徳山に登頂しました!(TEAM百名山)

9月中旬、連日の猛暑も若干落ち着きを見せてきました! そこで、今回は、奥秩父山塊の南にそびえる「乾徳山(けんとくさん)」へ日帰り登山にチャレンジしてきました!

乾徳山(けんとくさん)は、山梨県山梨市にある標高2,031mの山で、武田信玄の菩提寺・恵林寺の山号になっており、かつては修行の山であったとの伝承もある日本二百名山 No.148 / 山梨百名山 No.17 として数えられます。 森林、草原、岩稜と変化に富んだルートが人気の山で、特に奇岩登りが有名です!

9月中旬、TEAM 百名山の一行は早朝5:00に徳和駐車場にて待ち合わせ合流したのち、「 乾徳山 」を目指します! 《本日のコース》:乾徳公園 (徳和駐車場) ⇒ 乾徳山登山口 ⇒ 小屋沢ノ頭 ⇒ 乾徳山 ⇒ 乾徳山(北峰) ⇒ 高原ヒュッテ ⇒ 乾徳山登山口 ⇒ 乾徳公園(徳和駐車場)総コースタイム:6時間40分 今日も一日楽しみましょう!!

駐車場を後にし、早朝の徳和川の涼を感じながら車道を進みます。しばらくすると、川のほとりに乾徳神社が現れました。 山行安全をご祈願し、まずは〈乾徳山登山口〉を目指します!

〈 乾徳山登山口 〉 登山口に到着。 さあ!本格的にスタートです! 今日も一日楽しんで行きましょう!

〈 杉林を歩む 〉 昨日の雨のせいか、気温は低いものの高湿度。まだまだ、夏山の厳しさが残っています。

ウメバチソウ 〉バイカソウ(梅花草)の別名があり、その名の通り花が梅の花を思わせる。

〈 錦晶水 〉水量の少ない「 銀晶水 」を越え長い樹林帯を抜けると、錦晶水に到着! 夢窓疎石(むそうそせき:1275-1351年)は、七人もの天皇から国師号を賜った臨済宗の名僧で、禅庭や枯山水の優れた庭園設計者でもありました。ここ乾徳山は、その夢窓疎石が座禅修行を積んだ地と伝えられ、〈 錦晶水 〉は夢窓疎石が修行中に喉を潤したであろう場所とされています。

〈 山からの湧き水 〉昨日の雨もあってか、豊富な水量があったので、飲んでみました!

〈 杉林 を越えて〉 次のポイント〈国師ヶ原〉までは、もう少しです!

〈 国師ヶ原 〉白樺に囲まれた美しい木々の中を進みます。

〈 高原ヒュッテ 〉高原ヒュッテに到着しました!こちらで、休憩を取ります。 ヒュッテとは、ドイツ語で小屋一般を表します。  日本では山小屋の意として使われています。 明治以降、日本でもヨーロッパをお手本にして登山やスキーが行われるようになりました。日本の山にも北アルプスや南アルプスなどの呼称がつけられたほどですから、スイスやオーストリアのドイツ語から入ってきた登山やスキーの用語がたくさんあります!  ザイル、ピッケル、ハーケンなどのよく知られた登山道具を表す言葉の語源はドイツ語由来のものです。

〈 ヒュッテ前に掲げられた手書きの地図 〉

〈 役子角(えんのおづぬ)像 〉 夢窓国氏が修行した場所だからでしょうか? 巨石の上に役子角が奉られています。 役子角は、奈良時代の山岳呪術者で、修験道の祖といわれています。 諡(おくりな)は神変大菩薩。 大和葛城山で苦行修道し、吉野の金峰山(きんぷせん)、大峰を開きました。 文武天皇の時、渡来人系の呪術師らの讒言によって一時伊豆に島流しにされたといいます。 呪術にすぐれ、神仏調和を唱え、平安時代初期に天台、真言宗の密教的側面が山岳信仰と習合し、修験道(しゅうけんどう)が発展するにつれて役行者(えんのぎょうじゃ)と呼ばれて多くの伝説を残しています。

〈 乾徳山頂上を望む 〉 カヤの草原が広がります! 遠くに乾徳山の頂上が見えてきました!

〈 月見岩 〉ここから先に奇岩登りが控えています!!

〈 雲の影に見る富士山 〉 晴れていれば、富士山が広がっているはずでしたが、残念ながら、大きな雲がかかっており、富士山は少ししか見ることが出来ませんでした。

〈 髭剃り岩 〉標高1,930m。切り立った崖の岩に、人一人が通れるほどの亀裂が走っています。亀裂の先まで進んでみましたが、一面が雲に覆われていて広がる景色を見ることが出来ませんでした。

〈カミナリ岩〉 乾徳山の魅力のひとつである奇岩登りは、山頂部に連なります。

〈 鎖場を楽しむ 〉 随所に鎖や梯子が掛けられ、通過の際は三点支持を意識しながら慎重に登ります!!

〈岩場を登る〉 足場のしっかりとした場所まで来ると、ホッと一安心。笑顔が零れます!

〈胎内〉 胎内と名付けられた大きな岩。下を通り抜けて進みます。

〈鳳岩(おおとりいわ)〉 乾徳山の山頂直下に位置する最後の岸壁です。乾徳山では一番長い、鎖場20m。 実際に事故も起きているので慎重に登っていきます!!

〈乾徳山・山頂2,031m〉 皆無事に鳳岩を登り、山頂に到着しました!皆良い笑顔!!

〈頂上岩場から〉

〈 雲の隙間に顔を覗かせる富士山〉

〈 雲厚い山頂岩塊 〉

鎌倉時代から室町時代にかけてかけて、庭師としても有名な禅僧「夢窓疎石」が修行したとされる乾徳山。「乾徳」は「君主の示す徳」と恵林寺の乾(いぬ)の方角=北西の方角にあったことが由来だそうです。

付近にある国師岳、乾徳山にある国師ヶ原など「 夢窓国師 」由来の場所が複数あり、現在でもその名残を留めまています。 登山ルートは、森林、草原、岩稜など、バリエーション豊かなルートで、特に〈鳳岩〉の岸壁登りはスリルがあって、皆とても楽しむことができました! 残念ながら、山頂からの風景は雲厚く、雄大な富士山や甲武信ヶ岳、金峰山、雲取山など秩父の山々を十分に見晴らことは出来ませんでしたが、事故やトラブルもなく無事に戻ってこれたので、大満足です!!

TEAM 百名山の皆さん 楽しい一日をありがとう!